19日の日記

2004年3月21日
胸に迫る思い、感謝の思いでいっぱい。いろんな人に祝ってもらいました。でも今日はもうくたくたで文章を書くエネルギーは引越しに使いたいので、TIANLIANGに投稿させていただいた文章を転記させていただきます。私の正直な心境です。

************************************************************
[197] voyage 投稿者:やまだい 投稿日:2004/03/19(Fri) 18:38 [返信]

本日はありがとうございました。無事、卒業証書を授与していただく事が出来ました。

先生方の温かいお言葉、胸にしみました。特に坂出先生と北岡先生の、人生の年輪からやさしく染み出るお言葉は、私の目頭を熱くさせました。

そして、萩野先生。このゲストブックにもお書きになられている「深化」というお言葉、しかと胸に刻まれています。

私は中文科の学生としてはさして優秀でもなく、かといって卒業を憂慮されてしまうほど劣悪な成績でもない、いわば一番記憶にも記録にも残らないタイプの学生だったと思います。

事実私はしょっちゅう予習を忘れたり、授業中居眠りしたりしていました。それは先生もご存知でしょう。

そしてさんざん思い悩みました。揺れる年月が続きました。そういったときに、自分の苦しみを吐き出すだけのようなWEBページを先生はいつも見守ってくださり、私に言葉を投げかけてくださいました。

教授というご職業は、教師とも違いますし、でもただ研究者であると定義づけしてしまうのはさびしいかな?と私は思います。先生それぞれのスタイルや考え方がございますでしょうし、学生もそのあたりの考え方はまちまちだと思います。でも先生は、私にとってかけがえのない「教師」でした。

私だって、ただ教室で前にお立ちになり授業をなさる先生にしか触れていなかったら、ただ単位をとるために机に座っていただろうと思います。それも私の現実でした。

でも今の私も現実です。私を何より気にかけてくださった心の恩師ともいえる教授に「深化」というお言葉をいただけたこと。

いまここには一年前の自分には想像もつかなかった自分がいます。でもぜんぜん、まだまだです。素直に「俺は深化した!素晴らしい!誇りに思う!」とは一概に考えられないのが私です。

今はまだ粗い事、たどたどしいことが認められる年齢であり、立場です。昨日の謝恩会にしても、私の段取りはとにかく粗かった。よく言えば手作り感なのでしょうけれど、それは結果論になってしまいます。「友達」同士であるからこそ、ああいった粗さもフォローしてもらえます。そしてホテルのスタッフの方の適宜のフォローも本当に救いでした。でもそれはあくまで顧客と販売側の関係であり、これからに向けて反省が必要です。

そう考える半面で、もうただ単純に会が素晴らしいものになった(という評価をいただけたこと、無論私自身もそう思います)ことに、ただ感銘する私もいます。細かいことなどどうでも良い、坂出先生がお涙を流されるほどの場所をマネジメントすることが出来たではないか、胸を張れよ大介、という自分。

どちらの私も自分です。それは4年前と変わらない。深く綿密に完璧を求める自分、感覚と概観で物事を定義付ける自分。

それらへのアプローチの変化が私の「深化」だったのかもしれません。

人の話を聞こう、自分で壁を作ってしまうのはやめよう。自分らしくいこう、笑顔を大事にしよう。

それらが少しづつ理解できるようになったこと、そして実行できるようになったことが、私の何よりの結果です。

私はこれからも、ただがむしゃらに、くそまじめに、でもどこかウィットに、生きてゆこうと思います。もっと完璧に物事を遂行できるようになりたい、もっと流暢にフローを進められるようになりたい。そういった上昇志向は常に持ち続けるけれど、今回のようにたどたどしい、素人臭い、でも一生懸命造ったイベントを行って、参加者の笑顔や教授の涙を見たときの感銘は忘れたくない。そう思います。常にユーザー視点を忘れないこと。でも建前と本音の格闘もあると思います。そうした時に現実に打ち負けない強さと、柔軟性を身に付けて行きたいと思います。

まだ書き足りませんが、社会で通用するかも分からないヒヨッコが大志を書き並べても仕方がないので、これぐらいにさせていただきますね。

逃げずに、計画性を持って、まずは前線で戦っていきます。初めはただ、がむしゃらに。

こんな書き込みをしましたが、またなんとは無しに書き込みます。

P.S謝恩会も大盛況に終わり、教授や学生からお褒めの言葉も頂きました。河田先生からは携帯電話のメールですぐに賞賛のお言葉を頂きました。とてもうれしかったです。素直に(笑)
************************************************************
何回か泣きそうになりながらもこらえたんですが、YURARIでぼーっと飲んでる時に母から大分に帰り着いた電話を貰いました。そして父と共に何度も、今日大学にきたときと同じように「体に気をつけろ、お金を節約しろ。でもなにより、体を大事に」と繰り返す声にたまらなくなりました。

電話を切ったあと、涙が止まりませんでした。こんな涙だったらいいかな。社会に出てどうしようもなく辛い事があったときに、堪らず流す悔し涙を少しでも軽減させるためにも、今ないとくべきかな、とか思ったりしました。

大阪もあと5日間。たまらない旅立ちになりそうです。

P.S 今日は畳工事一式隠れファンが見つかって嬉しかったです。トキさん!BBSにも書き込んでね!卒業おめでとう!

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

日記内を検索